5項目の検査で、前頭葉、側頭葉、頭頂葉の活性度を調べるため、アルツハイマー病、脳血管性、レビー小体型、ピック症など、様々な認知症全体の傾向が分かります。
また、5,000名の正常者のデータと比較するため、自分の物忘れなど、認知機能の状態が「年相応のモノなのか」わかります。
また定期的に受けていくことで、認知機能の落ちかけという、認知症のかなり早期での傾向を掴むことで、認知症対策に役立てます。
厚生労働省の発表(2014年)では、認知症患者数は約460万人、認知症の前段階とされる軽度認知障害の有病患者数は、推定400万人ともいわれています。これは65歳以上の4人に1人が認知症または軽度認知障害ということになります。2020年には認知症患者は600万人に、2025年には700万人にもなると言われています。
日々ある「言葉や単語が出てこない」「何をしようとしていたか思い出せない」といった状態は、単なる脳の老化です。
認知症になってしまうと「食事をしたことを覚えていない」「今いる場所がわからない」というような、認識する力、記憶や判断する力に障害が出てきます。
認知症は一度なってしまったら、根治しない病気です。今だ有効な治療法も見つかっていません。脳が健全なうちからの対策が極めて重要です。
例えば、脳ドックなどに自分で出かけ検査を受けていても認知症の兆候が発見されるということはありません。
認知症の兆候と言われる脳の委縮が、脳ドック(脳MRI)で見つかった頃には、もう自分の足で歩いて病院に行けなくなっているほど認知症が進行しています。
「私は脳MRIを受けているから、認知症は大丈夫」ということはないのです。そんな間に、認知機能(脳の働き)の低下が進み、認知症になってしまった人も少なくありません。
年齢を重ねれば、誰しも脳の働き(認知機能)は低下していきます。例えば、モノの名前が出てこなかったり、今やろうとしていたことがすっかり思い出せなくなるなど。
図の水色の「老化」線は、年齢とともに脳の認知機能が低下していく様子を表しています。いわば「年相応の物忘れ」が進んでいることを表しています。
ところが、オレンジの丸印の所から、急激に低下していく赤い曲線のようになると大変です。認知症またはその手前の軽度認知障害(MCI)になってしまいます。先に書いたようにその手前の段階では、医療機関では「正常」と判断されます。でも、もう進行が始まっているのです。
大切なことは、自分の認知機能が落ちかけていないかを、ご自身が把握していることです。勉強が得意だった人も、そうでなかった人も同世代の中での自分の認知機能の上下感が変わっていないかをチェックしておくことが重要です。
たとえば同年代の中で認知機能が高い(偏差値が高い)人は、ずっと高いままでいれば、妥当な脳の老化現象だと言えますし、一方でしっかり脳が動いていても、同世代の中での位置づけ(偏差値)が下がってきているなら問題です。
他人との比較ではなく、自分の認知機能が、妥当に老化しているのか、そうでないのかを定期的にチェックすることがとても大事なのです。
推奨受検年齢 40~90歳
5分間で、何問解答できたか、
何問正解だったかで得点化されていきます。
なるべくたくさん解答しましょう。
5,000人の受検者データをもとに
算出しています。
ご自宅から、外出先から、職場から。
いつでもどこでも、脳活性度定期検査を
気軽に受検いただけます。
※本検査は標本データと比較することにより、認知機能の現状と推移を把握するものであり、認知症や軽度認知障害を医学的に診断するものではありません。また、それらの発症を防止するための訓練ツールでもありません。
最初は問題に慣れることも大事なので、2, 3回受検してみてください。慣れてきたら、3ヶ月に1回程度の受検をお勧めします。半年間何回でも受検できるプランにしました。
6,980
5項目の検査で、前頭葉、側頭葉、頭頂葉の活性度を調べるため、アルツハイマー病、脳血管性、レビー小体型、ピック症など、様々な認知症全体の傾向が分かります。
また、5,000名の正常者のデータと比較するため、自分の物忘れなど、認知機能の状態が「年相応のモノなのか」わかります。
また定期的に受けていくことで、認知機能の落ちかけという、認知症のかなり早期での傾向を掴むことで、認知症対策に役立てます。
2〜3
万円
(医療保険適用外)
アルツハイマー病の前段階であるMCIのリスクをはかる血液検査です。
この検査では、アミロイドβの排除や、その毒性を弱める機能を持つ血液中の3つのタンパク質を調べることで、MCIのリスクを判定します。
ただし検査日の体調に結果が左右されることも多いため、体調管理をしてから受検することが必要です。
アルツハイマー以外の認知症(脳血管性、レビー小体、ピック症など)のリスクはわかりません。
1.5〜13
万円
(医療保険適用外)
MRI検査は、もともと脳の中に動脈瘤ができてるかなどを検査するもので、認知症の兆候を見ることはできません。
認知症になった場合に、確かに脳が委縮することもありますが、萎縮が見つかった時点では、もう既に認知症が始まっています。通常は認知症と判断されてから、脳が委縮していないか確認のために検査します。
ですから、認知症の兆候を知ることには向いていません。
25〜45
万円
(医療保険適用外)
脳内にアミロイドβというたんぱく質が蓄積することが、アルツハイマー型認知症の原因とも言われています。そのアミロイドβの蓄積度合いを検査するものです。
しかし、この検査で「陽性」であっても認知機能が正常ということもあるので、他の検査と合わせて診断されることが多いです。
またこの検査は認知症に関して高度の専門性を有する医師(認知症関連学会による所定の研修を修了)が行います。
アルツハイマー以外の認知症(脳血管性、レビー小体、ピック症など)の症状はわかりません。
数字の記憶は、並んだ数字を覚え、覚えた数字を次のページで、左から順に、または右から順に答える問題です。最初は3桁から、そしてだんだん桁数が増えていきます。
短期的な記憶力を測ること で、側頭葉(頭の横側、耳の上あたり)の活性度やアルツハイマー型などの傾向を測ります。
言葉の記憶は、6つの単語を覚え、覚えた後に別の問題を2、3解きます。その後提示される単語が、先に覚えた6つの単語かどうかを答える問題です。最初は簡単な単語から、そして概念語など難しい単語になっていきます。
空間把握は、積み木で作った立体を、複数回転させたものがあり、その中から、違うものを選ぶ問題です。最初は簡単な形から、だんだん積木の数が増え複雑な立体になっていきます。
立体や空間を把握する力を測ることで、頭頂葉(頭の天辺)の活性度やレビー小体型などの傾向を測ります。
画面に出てくる数字を覚え、次の画面に出てくる数字と足します。前後の2つの数字の足し算を繰り返していきます。最初は一つ前の数字と足すのですが、2つ前、3つ前とだんだん難しくなっていきます。
記憶と計算する力、ルールを理解する力を測ることで、前頭葉(頭の前側)の活性度やピック病や脳血管性認知症などの傾向を測ります。
変化推理は、図形がルールに従って変化しています。その変化を推測します。規則を読み取る力を検査します。最初は一つの図形の変化だけですが、だんだん2つ3つと図形の変化が同時に起こるなど、複雑になっていきます。
ルールを理解する力を測ることで、前頭葉(頭の前側)の活性度やピック病や脳血管性認知症などの傾向を測ります。
5項目のそれぞれの結果をもとに、脳年齢が算出されます。また、5項目全てを受検すると、総合脳年齢が出ます。
人によって、得意な項目、不得意な項目があるので、1項目の結果で一喜一憂せず、全ての項目をなるべく早く受けてください。女性は空間把握が苦手、男性は言葉の記憶が苦手、というようなこともあります。
脳年齢は40~95歳の間で表示されます。40、95歳と表示された場合は、偏差値を参考にしてください。
今までの結果の推移が見れます。
また今後どのように推移していくべきかが表示されます。青い線が「年代別の平均値」の線なので、この線より上になることを目指してみましょう。
また、この青い線と平行に推移していけば、「妥当に老化している」と言えます。この青い線よりかなり下に急になったら気を付けて対策に取り組みましょう。
脳の働き度合い(認知機能)を維持、改善していくために必要な情報が満載です。
それぞれ「詳しく見る」をクリックすると、どんな運動をしたらいいか、どんな食事をしたらいいかなどの情報が書いてあります。
また脳検がおすすめする、提携フィットネスジムのプログラムや、お出かけ情報、またジムに出かけられない人のための「脳活総研エクササイズ」(エアロビクス)の動画などが掲載されています。
57歳男性
自分の脳年齢が実際の年齢よりも若いのか、老いているのか、客観的に判断したかった。今回受検したことで、実際の年齢より脳が老けていることがハッキリ分かった。自分は、まだまだ記憶力が衰えてないから脳年齢は低下していないと思い込んでいる人は受けるべきです。
56歳女性
30、40代の時と比べ、他人の名前、買い物時に必要なものを買い忘れるようになりました。なんとなく頭の回りが遅くなったように感じるようになったので受検。自分の頭の状態を知れない方が怖いし、周りの人々(特にパートナーや子ども)に迷惑をかけるようなことはなくしておきたいですね。祖母、実母が認知症になったので心配です。
60歳女性
認知症になりたくないという恐怖感で受検した。結果を知るのは全然怖くなかった。 怖がって、放置するなんて、人生投げ出すのと一緒。だから現状を知って、自分の人生を自分でコントロールしたい。 1回だけ受けるのではなくて、期間中何回でも受けられるのがポイント。
68歳男性
人生の最大の関心事の一つが「認知症になりたくない」ということだから受検した。妻はきっと認知症になったら介護してくれると思うが「老老介護」は、無理だとも思っている。父が認知症になり、その怖さも目の当りにした。脳検は安価で好きな頻度でMCIのリスクを事前に知ることができるので、今後も使わせてもらいます。
パソコンでの申し込み手続きが苦手な方の申込みを、ご友人やご家族が代わりにすることができます。受検する方には、簡単なIDとパスワードが発行されるので、それを使って受検できます。
出題される問題は、全て選択式です。マウス操作や、タッチ操作ができれば解答できます。また検査が始まる前に練習問題もあるので、内容をゆっくり理解してから検査に入れるので安心です。
この脳検に「解答できている」段階で、今すぐ認知機能について心配する必要はありません。脳年齢が実年齢よりかなり高い場合や、偏差値が著しく低い場合は、まずはもう一度練習問題から受検しなおしてみてください。問題の意味を取り違えている場合があります。またある項目だけとても低いということもあるので、5項目全部受検し、総合脳年齢を出してみてください。
総合の脳年齢が95歳で、総合の偏差値が30以下の場合は少し注意が必要です。まだその段階でも医療機関に行っても認知症とは判断されない段階の可能性が高いと考えられますが、週に3回以上の有酸素運動に取組み、認知機能の維持改善を目指しましょう。
また現状がそこそこ良かったとしても、安心してはいけません。定期的に受検し「偏差値」が一定しているか、「脳年齢の下がり方」が1年で1歳以内か確認していきましょう。仮に60歳で偏差値が40であったり、脳年齢が70歳であったりしても、よく年もそれぞれ、偏差値40、脳年齢71歳であれば「妥当に老化している」ということになります。もしこれが偏差値が5以上低下していれば要注意です。認知機能の低下が始まっているかもしれないので、すぐに有酸素運動、栄養管理に取組みましょう。
認知症テスト、認知症検査と言われるものは、医療機関で「認知症になってしまったかどうか」を判定するために使われる検査です。「今日は何年何月何日ですか」「ここはどこですか」といった、正常な方ならとても簡単に答えられる問題が口頭で出されます。誰でも簡単に答えられるような問題ができないので、認知症または軽度認知障害と判断されるのです。ここで問題なのは、認知機能が落ちかけてきているのに、認知症テストは問題なくクリアとなった時です。医療機関は病気を判定し、それを治療する場なので、この場合は、「正常」「様子を見る」という判断になります。しかし認知機能は落ちてきています。このまま放置していると近い将来に認知症になってしまうリスクが高いと 考えられます。
脳検は、認知症になってしまったかどうかを判定する検査ではなく、正常な状態が維持できているかを確認する検査です。医療機関での「これよりできなかったら病気」という判定テストではなく、「いつもの自分や同年代と比べて維持できているか」「正常と判断される状況でも、認知機能は落ちかけてきていないか」を見るための検査(テスト)です。
最新の研究結果では、脳の活動をトレーニングするような取り組みが、脳の認知機能の向上には効果がわからない、という研究結果もあります。脳検は、何度も受検し、認知機能を高める「訓練する」ものではなく、運動したりや栄養バランスに気を付けながら、定期的に脳の状態を把握するテストです。
脳検は半年間で何回でも検査を受けられる半年会員制です。認知機能の低下を捉えることが大事なので、少なくとも半年に1回、できれば3ヵ月に1回は受検して、経過を見ていくことが大事だと考えています。
10以降(メモリ4GB以上)
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