子供の頃、「せりなずな 御形はこべら 仏の座 すずなすずしろ これぞ七草」と唱えて一所懸命に覚えたものでした。
これを現代語に訳しますと、芹・ペンペン草・母子草・はこべ・田平子(たびらこ)・蕪(かぶ)・大根となります。
毎年1月7日の朝、春の七草を刻んで粥に入れて食べます。
これを七草粥といいます。
七草粥を食べると邪気を払い万病を除くといわれ無病息災を祈る行事です。
お正月には、味の濃いおせち料理を食べるので、弱った胃を休め、不足しがちな野菜の栄養素を補うという意味もあります。
私の子供の頃に比べて、今は毎日がおせち料理という食生活です。
45年前の食卓は米飯が中心ではありましたが、だんだん肉や魚を食べる頻度が高くなった時期で、乳製品や野菜も摂るバランスの取れた食生活になってきた時期でした。
山国ですから、肉は鶏肉でたまに豚肉を食べました。魚は塩をふった鮭や秋刀魚などで、鮮魚や刺身はなかなか食卓には上りませんでした。
冷蔵設備が発展するまで待たなければなりませんでした。
その頃を思うと今は幸せです。
コメントする