2010年1月アーカイブ

Daikan Simo Image006~07.jpg今日は二十四節気の一つの大寒で、2月4日の立春までの期間を言います。
1年で最も寒さが厳しい時期でもあります。
大寒の小寒の七十二候は、「初候 は款冬華で蕗の薹(ふきのとう)が蕾を出す」、「次候 は水沢腹堅で沢に氷が厚く張りつめる」、「末候 は鶏始乳で鶏が卵を産み始める」です。

信州では、昔は各家庭で凍み豆腐、凍り餅や切り干し大根など寒さを利用して保存食が作られていました。
食生活の変化や簡便に保存食が手に入るようになり、その習慣もなくなってきています。

Kiribosidaikon Image005~09.jpgKiribosidaikon Image007.jpgそれでも我が家では、切り干し大根を毎年この時期作ります。
秋に収穫した大根を土に埋けて保存をしておいて、掘り出します。
掘り出した大根は、結構瑞々しい状態です。
大根の皮を縦方向に剥き、輪切りにして、さらに細切りにします。
これを広げて天日干しにして乾燥させて作ります。
天気が続けば4~5日で完成します。
乾物なので常温で保存ができます。
煮物などの料理に使います。
この地域では、「どんど焼き」とか「歳の神」と呼ばれている左義長(さぎちょう)が毎年14日夕方行われます。
その火にあたったり、餅を焼いて食べて「五穀豊穣」「村中安全」「無病息災」を願うものです。
この左義長の呼称は、全国各地で色んな呼称で呼ばれています。
長野県内でも一般的には「どんど焼き」「さいの神」と呼ばれ、県中部では「三九郎(さんくろう)」、県南部では「かあがり」「かんがり」と呼ばれています。

Dondoyaki Image007~05.jpg今日、その「どんど焼き」の準備が行われました。
約100世帯から注連縄、松飾り、たい、お札や達磨を大人達が集め、軽トラック2~3台ほどになりました。
これを木、青竹や縄で組上げます。
木や青竹を骨格にして三角柱を造り、周りに松飾、注連縄やお札などをさし達磨を青竹に飾りさして、周囲を縄で巻いて出来上がりです。
完成した様子が左の写真です。

私が子供の頃は、竹や縄で組上げ役は大人で、注連縄、松飾り、たいや達磨の集め役は児童会が中心となり子供がしました。
高学年の男子がリヤカーを牽いて、各戸を回って集めたものでした。
少子化の波でしょうか、このところは大人が主体になっています。
Harunonanakusa Image013~00.jpg春の七草といえば、芹(せり)・薺(なずな)・御形(ごぎょう)・繁縷(はこべら)・仏の座(ほとけのざ)・菘(すずな)・蘿蔔(すずしろ)ですね。
子供の頃、「せりなずな  御形はこべら  仏の座   すずなすずしろ  これぞ七草」と唱えて一所懸命に覚えたものでした。
これを現代語に訳しますと、芹・ペンペン草・母子草・はこべ・田平子(たびらこ)・蕪(かぶ)・大根となります。

毎年1月7日の朝、春の七草を刻んで粥に入れて食べます。
これを七草粥といいます。
七草粥を食べると邪気を払い万病を除くといわれ無病息災を祈る行事です。
お正月には、味の濃いおせち料理を食べるので、弱った胃を休め、不足しがちな野菜の栄養素を補うという意味もあります。

私の子供の頃に比べて、今は毎日がおせち料理という食生活です。
45年前の食卓は米飯が中心ではありましたが、だんだん肉や魚を食べる頻度が高くなった時期で、乳製品や野菜も摂るバランスの取れた食生活になってきた時期でした。
山国ですから、肉は鶏肉でたまに豚肉を食べました。魚は塩をふった鮭や秋刀魚などで、鮮魚や刺身はなかなか食卓には上りませんでした。
冷蔵設備が発展するまで待たなければなりませんでした。

その頃を思うと今は幸せです。

小寒

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季節を一般的に春夏秋冬に分けています。
春は3~5月、夏は6~8月、秋は9~11月、冬は12~2月というように3ヶ月ごととしています。
でも、実際に体感する季節は若干ずれている気がします。

それを補い気候変動の実態に即したのが二十四節気(にじゅうしせっき)です。
1年を24等分し各々名称をつけて呼ばれています。
今日から1月20日の大寒までの間を小寒と言い,今日の6日を寒の入りと言います。

さらに、馴染みが薄いですが七十二候(しちじゅうにこう)という二十四節気をさらに約5日ずつの3つに分けて季節を表わす方法があります。
小寒の七十二候は、「初候 は芹乃栄 で芹がよく生育する」、「次候 は水泉動で 地中で凍った泉が動き始める」、「末候 は雉始雊 で雄の雉が鳴き始める」です。

季節の春夏秋冬・二十四節気は、私たちの生活に関わりを深く持っていますし、農業とも密接な関わりがあります。
折りに触れて季節を紹介していきたいと思います。