2009年9月アーカイブ

今回の稲刈りで活躍した農機具を紹介します。

Image003~01.jpg大活躍したメインはやはり写真右側のバインダーです。
別名は動力刈取結束機とも言います。
バインダーは、いまから45年前の東京オリンピックが開催された1964年頃に登場した機械だそうです。
改良などは加えられていますが、原理は今も昔も変わっていません。
この機械が登場したときは、キッと農家の人は目を輝かせて見つめ、早く導入できるように農業に励んだことと思います。

動力は空冷4サイクルエンジンで燃料はガソリンです。
稲ばかりでなく麦の収穫にも使用でき、往復回転している刃で刈り取って結束も行うという優れものです。
タイヤは1輪と2輪のタイプがあります。
さらにタイヤには乾田用と湿田用とがあります。
我が家では1輪タイプの湿田用のものを使っています。

もう一つは、前にも紹介しました運搬車です。
稲刈りの時期は、秋雨前線が北から下ってきますので雨がふりがちです。
田んぼは水浸しとなり乾きが遅くぬかります。
運搬車の足回りはキャタピラーなので問題なく田んぼのなかを走行でき、しかも軽トラック並みの重量を運ぶことが出来ます。
とても重宝しています。

この2台の農機具で、稲刈りが効率よく済ませることが出来ました。
今年はさつまいも53本を、6月6日に植え付けをしました。

いつもは苗が絶えることは少ないのですが、長梅雨の影響か10本ほど絶えてしまいました。
7月下旬になっても蔓や葉の生育も芳しくなく、今年は収穫が望めないかなと思うほどでした。
8月に入り梅雨も明け、夏らしくなって蔓や葉の生育が持ち直しました。

Image001~02.jpg明日が彼岸の入りでもあり、さつまいもをてんぷらにして仏前に供えたいと考え、試し堀をしました。
大小さまざまですが、5株を掘って5.6kgの初収穫となりました。
一時期は作柄を心配しましたがひと安心です。
本堀は例年ですと10月20日前後にします。
ジャガイモの収穫と同様に晴天の日に掘って、半日ほど乾かして土を払って保存をします。

収穫頃には、大豆などの豆の収穫が始まり、豆殻などをを焼却するので焚き火にしてさつまいもを焼いて食べます。
これが美味しいのなんのって、これが田舎暮らしの楽しみなんですよ。
裏山で焚き木はすぐ手に入りますし、特別にオウトドアライフなどと気取らなくとも楽しめちゃいます。
稲刈りが昔に比べて機械化が進み、随分楽になったことを話しました。
現在は、バインダーで稲を刈り、田んぼに稲架(はざ)をたてて稲を稲架掛(はざかけ)をしています。

私が子供の頃は、稲刈りといえば田植えや稲こきと同様に一家総出はもちろん、一族総出の三大イベントの一つでした。
その時期は、小中学校へ通っているときは学校が休みでした。
その分、都会の学校と違って夏休みが短かったんです。

稲は稲刈り鎌で12株を1束として刈って藁で結束する作業を、黙々と朝早くから夕方遅くまで行ったものでした。
現在の日本は、減反政策をとっていますがこの頃はそんな言葉さえありませんでした。
ですから、我が家でも田んぼ6枚作っていましたので1日では刈り取れませんでした。

そのうえ、母屋近くの畑に稲架(はざ)をたてて稲架掛(はざかけ)をしたので、刈った稲を運び上げる作業がありました。
まだ、軽トラックなど各家庭になく、リヤカーや一輪車で稲を運ぶ時代でした。

次に稲架掛ですが、最盛期には7段の稲架に掛けましたので、これも重労働でした。
最上段へ稲を掛けるときは、下から稲を放り上げる者との呼吸が合わないとなかなか作業が進まないものでした。

この母屋近くの畑での稲架掛は4年前まで5段の稲架で行っていました。
9月12日の雨の天気予報はズバリあたり、田んぼを水浸しにしました。
稲刈りの時期の雨の予報はあたって欲しくないのですが、こればかりは致しかたありません。
そこで田んぼを少しでも早く乾かすために、雨のなか合羽を着て田んぼの水切り作業をしました。
14日に稲刈りを済まそうと思っていましたが、手伝いの親戚に17日に延期した旨を連絡をしました。

田んぼの水切り作業が功を奏して、14日の午後には稲刈り作業が出来るまでに田んぼが乾きました。
天気予報も好天気が続く様子で、17日は予定どおり稲刈りが出来そうです。

Image006~00.jpg今日は予報どおり晴れ、親戚の手伝いも揃い稲刈りを始めました。
稲の刈り取る者と稲を稲架(はざ)へ運ぶ者、そして稲を稲架掛(はざかけ)する者とに分かれて作業をしました。
今まで稲刈りの準備では二人だけで作業をしていたので、今日は随分と作業が捗りお昼前には終えることが出来ました。

Image003~02.jpg稲刈りも、昔に比べれば機械化が進み楽になりました。
今年の収量は、稲こきを待たねばハッキリしませんが稲架掛の目分量で例年より少ないような気がします。
長梅雨のせいで稲の分蘖(ぶんけつ)が足りなかったのではないかと思います。
でも、一先ず稲刈りも済んでほっとしています。
農業お天気次第のところがあります。
天気予報で明日秋雨前線が日本列島を通過するため雨との予報がでました。

天気の良い時に全部刈ることが無理でも、少しでも稲刈りの作業を進めておこうと今日も行いました。
二人で稲を刈るだけなら今日一日で充分刈れるのですが、稲架掛(はざかけ)までは済ますことができません。
後2列ほど稲架立て(はざたて)をしなければ全ての稲を稲架掛できません、前にも述べましたが少しでも稲を稲架掛前に干して軽くしたいところもあります。

Inasaku Inekari Image002~03.jpg稲刈り取ると、写真のように稲の穂を下向きに広げて田んぼや畦で干します。
このようにすると稲を刈り倒したままよりも、随分と乾きがはやいのです。

稲架を1列立て稲を掛けて、雨よけのシートを被せて今日の作業を終えました。

稲架掛(はざかけ)の良いところは、ゆっくりと天日干しすることで、茎に残った旨味お米に行き届かせるとともに粘りを引き出させ、美味しいお米に仕上がります。
このお米を食べられるのは、いまでは生産農家だけの特権になってしまいました。
稲刈りには欠かせないバインダーの点検整備を9月8日に済ませておきました。
14日に天気次第ですが稲刈りを済ませてしまうつもりでいます。
親戚にも手伝いを依頼をしました。

我が家では、稲架(はざ)は田んぼ1枚のみに立て、もう1枚の田んぼの稲は刈り取ったら運んできて稲架掛(はざかけ)をします。
本来なら各々の田んぼに稲架立て(はざたて)をすれば楽なのですが、田んぼの形が少しいびつな四角のうえ、南北に細長い田んぼのため稲架が立てずらい事情があります。

Inasaku Inekari Image001~03.jpg今日は稲架立てする田んぼの稲を一部刈り取る作業をしました。
田んぼ周り、真ん中と1列四間分の稲架を立てる部分の稲刈りをしました。



Inasaku Inekari Image005~01.jpg田んぼの畦で稲刈り用のはざパイプと横棒をシートとトタンをかけて保管しています。
それを取り出して稲架立てをしました。
そんなに稲を干さなかったのでまだ重くかさばり、半日でも干した稲とくらべると稲架に量が干せません。
たった半日干した差ですが随分と違います。
今日刈った稲は、稲架に掛け終わりました。

これで本格的な稲刈りへの準備が済みました。
あとは14日の稲刈り待ちです。

我が家では、稲刈りはバインダー(動力刈取結束機)で稲を刈り取って、はざかけをして天日干しをします。
稲穂も頭をたれ黄色く色づいてきたので、いよいよ9月5日から稲刈りの準備にかかりました。

斑点米カメムシ防除で、稲の出穂期に草を刈り取るとカメムシをかえって田んぼに追い込むことになるため、しばらく草刈をしていませんでした。
そこでまず、2枚の田んぼの畦の草刈を行いました。
草刈をするのは、稲に虫をつけないためです。
というのも、はざかけの前に刈り取った稲をできるだけ乾燥させたいため、すぐに田んぼや畦で稲をいったん干すんです。
随分と田んぼの畦の草刈で、肥え山も草で高く積み上がりました。

Inasaku Azesi-to Image003~01.jpg次に、田んぼの畦シートと畦シートを押さえていた棒や竹を引き抜いて、草刈した畦に天日干しをします。
畦シートの泥が乾いたら、箒(ほうき)で掃いて泥を落とし巻いて来年まで保管します。
同様に畦シートを押さえていた棒や竹も泥を落とし保管します。

これで稲刈りの準備の第一段階が済みました。
枝豆は5月25日に田んぼ2枚の畦に早生茶豆北海黒枝豆を植えました。
8月2日に早生茶豆を4日に北海黒枝豆を各々初収穫をしました。

早生茶豆は風味が豊かで、種まき後90日ほどで収穫でき、3粒莢の大莢で見栄えが良い枝豆です。
北海黒枝豆は枝豆の中では風味もこくも抜群な枝豆で、3粒莢が多く家庭菜園でも大変作りやすい品種です。
ビールのお供に最高で、今年はお盆すぎまで楽しみました。

オクラは5月21日に苗で植え、8月7日に初収穫をしました。

s-Okura Image001.jpgオクラは日当たりを好み、草丈は1mほどになり、ハイビスカスに似た花が早朝に咲き、午前中で散ってしまいます。
開花後は実の生長が早く、3~4日ほどで収穫が出来ます。
少し早めに収穫すると柔らかくて美味しいです。
また、こまめに収穫すると、他の花の結実を促進させることができます。

オクラは刻んだ際にネバネバとした粘り気が特徴ですね。
その粘り気はペクチン・アラピン・ガラクタンという食物繊維だそうで、コレステロールを減少させる効果があるそうです。
s-Ninjin Image003~00.jpgにんじんは5月2日にマルチを張って暑さに強く生育期間が長い品種時無紅五寸の種を蒔き、8月2日に初収穫をしました。
昨年までは長芋の畑ににんじんを栽培していましたが、3年ほど連作が続いたので今年は別の畑で栽培をしました。

にんじんは豊富なβカロテン(ビタミンA)が含まれた緑黄色野菜で、にんじん一本で一日に必要な量を摂取することができます。
さらに、ソテーが甘味も増して最も良く次いで塩ゆでして食べるとβカロテンを効果的に摂取できます。
もみじおろしや生のままで食べると吸収があまり良くないようです。
また、βカロテンはにんじんの皮のすぐ下の部分にあり、皮を極々薄く剥いて調理するといいようです。

にんじんは保存しやすいですが、水気があるままにしていると痛みだします。
ご家庭では、にんじんを購入してポリ袋のまま冷蔵庫の野菜室に保存することが多いと思います。
ポリ袋内に水気が溜まったら布巾などでよく拭き取ってくださいね。
稲作では最も大事なこととして水管理について触れました。

今日、大河の水位がかなり低くなり、田んぼに水が引けなくなったため農家8軒がでて「水せぎ」を行いました。
「水せぎ」とは、ここらで使う言葉で一般には「せきあげ(堰上げ)」のことで農業用水路の取水口や用水路の掃除をすることです。

例年ならば、渇水時期の8月中旬頃に行ないます。
空梅雨の時は7月20日前後にも行い、4月上旬と合わせると年2~3回行う重労働です。

今回の作業は、農業用水路の取水口に水が行くように大河の川底に石を積んで川の流れを少し変えることと、砂利をさらう作業を行いました。
1時間ほどの作業でしたが、結構汗だくになりました。

人力でする作業では問題はありませんが、大掛かりに重機で行うときは河川法の関係があり届出が必要な場合があります。
極端に水をせき止めたり、流れを変えると漁業協同組合などからも苦情がでる場合があるようです。

我が家ではあきたこまちを作っているので、もう田んぼに水を引く必要はありませんが、コシヒカリを作っている農家ではもうしばらく水が必要です。