2009年6月アーカイブ

昨年10月22日に玉ねぎの苗132本を畑に植え付けました。
玉ねぎに含まれる香り成分であるアリシンや辛味成分である硫化プロピルなどのイオウ化合物が、血液をサラサラにし動脈硬化を防ぐ効果があるとされている野菜です。
玉ねぎの栽培は初めてのチャレンジです。

s-CIMG0290.jpg玉ねぎの葉が6~7割がた倒れたので、今年に入り野菜では初の収穫時期を向かえました。

6月19日玉ネギ(47個)を抜き取って、半日以上畝にそのままおいて乾燥をさせます。
翌日作業小屋に横に渡した竹ざおを据え、そこに2個の玉ねぎの葉元で紐で縛って干しました。
このように日陰で風通しの良い場所に干せば半年ほど保存することができます。

Image096.jpg今回は初めての栽培ということもあって、とう立ちし芯が大きくなりすぎたり、分球してしまったものがあって作柄としては満足のいくところまではいきませんでした。
植え付け時期を11月初旬ころにしてとう立ちを防ぎ、苗も25~30cmくらいのものを選べば生育も揃うと思うので再チャレンジしようと思います。

4月に植えたジャガイモ長芋が随分と生長しました。
生長過程でどのような農作業をするか詳解します。

Image074.jpgジャガイモは4月20日に植えて、発芽し田植え時期の5月15日頃にやっと草丈10cmほどになります。
5月25日てんとう虫が葉についたのを見かけましたので防虫剤をかける。
6月3日地熱も上がり草丈も15~20cmほどになります。ここで畝間の土を中耕、追肥をして土寄せする。
イモが地表に露出すると緑っぽくなるので土寄せをします。でも一気にすると地熱が上がらずイモが大きくならないので2~3回に分けて土を寄せます。
6月12日2回目の土寄せをしました。
例年ですと7月末から8月初旬には収穫の時期を向かえます。

Image090.jpg長芋は4月28日に植えて、今年は少し深く植えすぎたのかなかなか芽が出ず心配しました。
例年より4~5日遅れで発芽し5月27日藪立てをし、6月14日を追肥する。
長芋の収穫は11月初旬頃で、栽培期間が長く野菜では最後の収穫となります。

農具は色んな種類がありますが、4~6月までに使用した農具をさっとあげると次の通りです。
備中鍬、バチ鍬、三徳鍬、鋤簾(じょれん)、スコップ、フォーク、ハンマー、鉄棒、柄振(えぶり)、中厚鎌、小鎌、鋸鎌(のこぎりかま)、熊手などです。

さて、収穫した作物・肥料や堆肥などの運搬には、軽トラック・一輪車・運搬車を使い分けています。

大量に運搬するのには軽トラックが断然便利です。移動も速く、物ばかりでなく人も運べます。
でも、軽トラックでは田畑に入ることができない場合があります。
そんな時、少量を運ぶなら一輪車は小回りは効きますし軽トラックに気軽に積んで持っていけます。
運搬車は、足回りがキャタピラーで田畑が多少ぬかっていても大丈夫です。
また、軽トラックの積載量に負けないほどの量を運搬でき、年配者や女性でも扱えてとても便利です。

Image092.jpgのサムネール画像野菜が生長が進むにつれ、野草も田畑の畦に茂り自動草払機が大活躍します。
我が家には自動草払機が2台ありフル活動します。
1台は主流の2サイクルで混合ガソリンを使用します。
もう1台は4サイクルでガソリン使用、エンジンオイルのチェックはかかせません。
皆さん4サイクルがあるなんて知っておられました?!
まだまだ、農作業に便利な農機具はたくさんあります。

Image043.jpg4月はジャガイモ、長芋とねぎ苗の植え付けだけでしたが、5月は野菜や豆類の植え付けなどが本格化します。

右の写真は先月植えたジャガイモが発芽しここまで成長しました。(5月15日撮影)

また例年は田植え後に草刈を始めますが、今年は桜の開花が1週間早かったほど暖く、野草の伸びもよくて5月4日から始めました。
今年も自動草刈機が活躍します。

野菜や豆類のは事前に購入をします。種は、じかに蒔いたり苗を育てたりします。
今年も狭い畑に所狭しと野菜や豆類を植えました。

野菜は大根、サラダかぶ、赤二十日大根、落花生、レタス、茄子、トマト、きゅうり、カボチャ、キャベツ、ブロッコリーを植える。
キャベツとブロッコリーには寒冷紗(かんれいしゃ)を掛けます。これは風除け、虫や鳥の害を防除、暑さ寒さから野菜も守るためです。

豆類はとうもろこし、えんどう、つるなしモロッコいんげん、青豆、黒豆、味噌豆、小豆、早生茶豆、北海黒豆、早生枝豆、エゴマを植える。
とうもろこしは畝14本に苗で87本植え、種で195粒蒔く。一度には食べ切れませんので4回に分け苗植えと種蒔きをし、7月20日から8月末まで楽しめるようにします。
早生茶豆、北海黒豆、早生枝豆は田んぼの畦にまで植えます。
稲刈り前までにビールのおつまみとして食べられます。
これが野菜や豆類を育てての何よりの楽しみです。

代掻きを終えて田んぼを2~3日そのままにして土を落ちつかせます。

毎年5月15日前後に田植えを行います。今年は14日と決めました。
稲苗の品種はあきたこまちで、親戚に育苗を依頼して購入しています。
親戚が田植えも手伝ってもらえるので、苗を当日持って来てくれます。

田2枚へ苗箱30枚を適宜分けて置き、苗箱に苗離れを良くするために水を撒きます。
いよいよ田植え開始、2時間ほどで田植えが完了しました。

Image041.jpg田植え後に、機械出入口に張り残していたところに畦シートを張ります。
歩行型田植機の泥を水で洗い流し、苗箱の土や根を払い水洗いします。
家は苗箱が少ないので手洗いで充分ですが、枚数の多い農家では手動式苗箱洗浄機なるもので洗うんだそうです。
農作業軽減のための農機具が実用化されているんですね。

一昔前の田植えは手植えでした。人手がいったので田植えといえば稲刈りなどとともに大イベントでした。今では機械化も進み、少人数、短時間で済むようになりました。それでも田植えが終えるとホッとします。

5月21日に田んぼに硫安を撒く。5月25日初中期一発処理剤の除草剤を撒く。5月31日アオミドロ・浮き草防除剤を撒く。

これでしばらくは、毎日水管理をキチットしていけば良い事になります。

田んぼの準備は4月までに順調に終えることが出来ました。
5月に入りいよいよ田植えの準備にはいります。

5月1日に耕運機のタイヤを代掻き用のタイヤに交換する。これで田植えの準備の第一歩が始まります。

5月4日に田んぼに水を入れ溜めていきます。

5月5~6日にまずは荒掻きをします。耕運機のギアをセコンドにいれてロータリーを高速回転にして黙々と田んぼの中を歩き回ります。
この時の仕度は足元は田植え長靴、作業ズボンの上には合羽のズボンを穿いたいでたちです。泥はねが凄いのでこんな仕度となります。

CIMG0282.JPG5月10~11日に代掻きをし耕運機で角材を引いて田んぼを平らにならします。
代掻きは田んぼの水漏れを防ぎ、平らにならすことで苗を植えやすくむらなく生長することができ、元肥をむらなく混ぜ込むことができます。さらに草の生えるのを抑える効果もあります。

歩行型田植機(2条植え)の整備をしておきます。オイルをさし、ガソリン補給とエンジンオイルをチェックをします。
これで田植え前の準備が完了しました。
我が家には大小3台の耕運機があります。
大型耕運機は排気量251ccで春と秋は田んぼ2枚と畑2枚の耕し手として大活躍をします。
小型耕運機は軽量なので取り回しが楽で、狭い畑や畝立て、培土作業に活躍します。

Image070.jpgImage071.jpg10年前に購入し使っている大型耕運機ですが、昨年オーバーホールに出していたのでエンジンは一発でかかったのですが、ロータリーの刃が減ってしまい田畑が上手く耕せないでいました。
田畑を耕す前にと農機具店へ刃の交換を頼んでいたのですが、田んぼを耕す前日の4月15日にやっと交換してもらえました。
新しい刃で試運転をも兼ねて田んぼ1枚を耕すと、とても快調で作業も進みました。

いまどき耕運機ですかとお思いでしょうね?!
耕運機は小回りか効いて良いんですよ!!
家庭菜園に毛が生えた程度の小規模農家としては、高価なトラクターに手が出せません。
トラクターなら農作業は楽になるでしょうが、年に春秋と数回づつしか使わないのに耕運機の3倍の購入費を払えないんです。
本当のところは欲しいんですが・・・


今年の畑作の仕事始めは、4月7日畑1枚に苦土石灰各1袋(20kg)を撒き耕す。
この畑は主に豆類(大豆、味噌豆、小豆、青豆、黒豆や枝豆)やジャガイモ、かぼちゃ、レタスなどを栽培します。

4月11日畑1枚、ハウス内と長芋畑に苦土石灰・有機肥料・鶏糞を撒いて耕す。
この畑はサツマイモ、とうもろこし、ねぎを栽培します。ハウスはトマト、きゅうり、なすを栽培します。

4月18日ハウスにビニールシートを張る。
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CIMG0275.JPG4月20日ジャガイモの畝4本に施肥(有機肥料、鶏糞、野菜元肥)をして作る。
4月8日に購入しておいたジャガイモの種芋(品種は男爵、メークイン、クリームポテト、デジマで各1kg)を切り口を下にして20~30cm間隔で植え付ける。
種芋は事前に2~4つにカットして腐敗防止のため灰を付けておきます。
このあたりは5月末までは降霜の危険がありますので、植え付けが遅くなります。
他にかぼちゃ、里芋、きゅうり、ナス、ささげの畝を作りマルチシートを張る。



Image019.jpg4月28日畑に長芋の種芋27本を畝3本に施肥(有機肥料、鶏糞、野菜元肥)し植える。



4月30日ねぎの畝5本作り、ねぎ苗を10cm間隔で植えつける。
植え付け後に、通気性をよくするためと根元の乾燥防止のために藁を敷きます。
サツマイモの畝3本に施肥(肥・鶏糞・野菜元肥)をしマルチシートを張る。





毎年始めに行うのが米作りに欠かすことの出来ないを確保することから始まります。
ここは木曽川上流で山間の平坦な地域なので、河川から水を用水路に取り入れています。
毎年4月の第1週の日曜日に、地区の農家を中心に20名程で用水路に溜まった泥や落ち葉などをさらいます。
今年は4月5日に全長約1kmの用水路を1時間半程の作業を行いました。

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CIMG0264.JPGのサムネール画像


4月16・18日には田んぼ2枚に運搬車などを使って藁と野草の堆肥を広げ、さらに水田専用土壌改良肥料を各45kg、水田元肥を各20kg撒いて耕運機で耕しました。
田んぼに広げた堆肥は1年半がかりのもので、一昨年の稲の脱穀後の藁と田んぼの畦やのり面の野草を刈って有効利用し土作りをします。





4月23日には、田んぼ2枚とも畦シートを張りました。
家は田んぼに水を張る前に畦シートを張ります。
畦シートは田んぼの水持ちを良くするためです。水持ちの悪い田んぼは草が生えます。
稲にいく栄養分を草に摂られないようにする大事な作業です。

私のところでは自家消費する程度の米と野菜を、田畑合わせて2反(20a)ほどの耕地で作っています。
狭い畑にあれもこれもと野菜を作るのでひしめきあっています。
もう6月も半ばを過ぎたので、霜などの被害の恐れも薄れて梅雨時期に入り一雨ごとに稲も野菜も生長しています。

稲作は標高が約790mあるので、早生で「コシヒカリ」系の味がし冷害や病害に比較的強い「あきたこまち」を作っています。
こちらの地域では、もちろん「コシヒカリ」も作っています。
家でも昔は「コシヒカリ」を作ったことがあるようですが、強風(台風)で収穫間近の稲が倒れて苦労したようでそれから品種を変えたようです。
収穫間近の稲が水につくと発芽してしまうので、すべて起こしてやらなければならず、その作業が大変だったとのことでした。

稲作で最も重要なのは種苗作りです。種籾・育苗土の準備、播種作業、育苗の作業工程でよい苗が作られます。
自分のところですれすればよいのですが、温度や水の管理が大変なので購入しています。
キノコの生産量は、エノキタケを筆頭にブナシメジ、生シイタケ、マイタケ、エリンギ、ナメコ、乾シイタケ、ヒラタケの順だそうです。
シイタケが一番かなと思っていましたが、エノキタケなんですね。
エノキタケは鍋物に欠かせませんし、ブナシメジは使いやすい食材だからでしょうか。

これらのキノコの栽培法には、原木栽培、菌床栽培、そして堆肥栽培の3種類の方法があります。

原木栽培は、伐採したクヌギ、コナラ、カキ、クリなどの落葉広葉樹のほだ木に種菌が増殖した駒木を打ち込み栽培する方法で、主にシイタケの栽培に用いられています。
菌床栽培は、オガクズやチップ等の培地、栄養剤、添加剤や水などの混合物をキノコの培地として利用し、それらの培地を瓶などの容器に詰めて栽培をする方法で、シイタケ、エノキタケ、ブナシメジ、マイタケ、エリンギ、ナメコ、ヒラタケなどの栽培で用いられています。
堆肥栽培は、培地に稲ワラを主体とした堆肥を使用して栽培する方法で、マッシュルームなどの栽培で用いられています。

原木栽培は気温や降雨などの気象の条件により生産量が大きく左右されることなどから、安定した生産が見込め管理のしやすい菌床栽培の占める割合が多いんだそうです。
このブログではキノコの菌糸種子をメインテーマにすえ、農業全般について綴っていきたいと考えています。そして私は自分の家で食べる程度ですが米と野菜を作っていますので、そんな話題も織り交ぜていこうと思います。

今日は、まずメインテーマであるキノコについてです。
皆さんはキノコといえばすぐ何を思い浮かべますか?
シイタケ、ナメコ、エノキタケ、シメジ、マッシュルームやエリンギなどを思い浮かべる方がきっと多いと思います。
スーパーで年間通して目にすることが出来ますし、食することが出来ますものね。
これらのキノコは人工栽培によって育てられ、家庭の食卓に届けられています。

キノコの人工栽培の歴史は、世界では17世紀のフランスでマッシュルームの人工栽培が成功し、1707年フランスの植物学者トゥルヌフォールにより栽培法の著書があります。
日本でも江戸時代中頃(1660年頃)には、ほだ木に天然の胞子が付着するのを待つシイタケ栽培が行われ、豊後(大分県)の岡藩の古文書に1666 年(寛文6 年)シイタケ栽培の記録があります。エノキタケの栽培は、シイタケ栽培より古く江戸時代初期と言い伝えられています。これらは半自然栽培で、明治以降より本格的な人工栽培が行われるようになりました。

キノコの栽培って、結構古くから研究され実践されていたんですね。
先人の長年の研究と努力によって、おいしいキノコがいつでも食べられるんですね。